2012
11.25

NHKスペシャルがんワクチンに対するコメント

2012年11月18日に放映されたNHKスペシャル「がんワクチン~夢の治療薬への格闘~」を見た。がんに対する新しい治療薬が開発されることは、大いに推奨されることであるし、我が国では、新薬開発の取り組みが遅れているため、その点を指摘しながら、患者・国民啓蒙にしたことは良い点であったと思われるが、効果未確認の治療の報道の仕方、未承認治療の治験・臨床試験の報道のあり方に関しては、いくつかの問題点があると考えられたため指摘したい。

評価すべき点
1. 我が国の新薬開発が遅れていることを指摘した点
2. 新薬開発に対して、患者・国民を啓発し、理解を深めた点

1に関しては、海外との比較例を出して、米国では、国の機関であるNIHが臨床研究、治験までもサポートし、豊富な研究費で国と研究者、企業も一緒になり、新薬開発をすすめているといった例を取り上げた。この点に関しては、全く疑いのない事実であり、この点を取り上げてくれたことは大変有意義だったと思われる。また、新薬が承認されるのには、「治験」が必要であり、それには患者が自ら参加し実施されるものであること、また、治験に参加しても、効果がなく、途中で治験を止めざるを得ないこともあるといったことを指摘したことは評価されることであったと思われる。

問題点
1. がんワクチンに対して、過剰な期待をさせるような報道をしたのではないかという点
2. 「治験」というものが正しく伝わらなかったのではないかという点
3. 現在、日本でがん診療の現場で行われている免疫治療の実態を指摘しなかった点

1.がんワクチンに対して、過剰な期待をさせるような報道をしたのではないかという点について
 番組の冒頭でアナウンサーが、「効果を確認している段階、確立された治療法ではない」と前置きをしているのだが、番組全体的にがんワクチンを全体的に効果があるということを繰り返し述べているので、聞き手としては、がんワクチンが効果が大変期待されていて、承認されるのも時間の問題であるような印象を持たれるのではないかと思う。
 例をあげると、まず、番組の最初の方で、「膵臓がん肝転移で肝転移が無くなったケースもある」との例を実際のCTスキャンの画像を示して説明しているが、このようなよく効いた1例のみを取り上げるというのは、聞き手には誤解して伝わりやすいので注意が必要である。何例の患者に投与した上での結果なのか、分母を明らかにすべきである。3人中1人に効果があるのか、100人中1人に効果があるのか、では、大違いであることは素人でもわかることである。
 医学情報の質を吟味する上で大切なことは、どれくらい信頼性があるかどうかを評価することである。最も簡単な質の評価の方法はエビデンスレベルを評価することである。医学研究の発表の仕方で、信頼性の高いものから挙げると、1.大規模ランダム化比較試験の結果、2.小規模ランダム化の結果、3.比較のない前向き臨床試験の結果、4.比較のない後ろ向き(臨床試験でない)研究の結果、もしくは、症例報告の寄せ集め、5.症例報告 6.患者データに基づかない、専門委員会や専門家個人の意見、の順となる。このエビデンスレベルの評価方法を使い医学研究の質を評価することは、診療ガイドライン作成にも用いられている世界的標準的な方法である(Minds診療ガイドライン作成の手引き2007  http://minds4.jcqhc.or.jp/minds/glgl/glgl.pdf)。
 症例報告は、エビデンスレベル5となり、症例報告のみでは、信頼性はかなり低く、ガイドラインにも採用される情報にもならないのである。よく効いた症例や、専門家個人の経験などを伝えることは、一般市民にとっては、わかりやすい情報伝達の仕方ではあるが、医学情報の質のレベルからすると、最も低いレベルであることを知っておく必要があるし、症例報告のみを報道することは、聞き手側にも過大評価されやすい危険がある。
 続いて、番組では、膵臓がん末期の患者にがんワクチンを投与する臨床研究の結果、延命効果が認められたと流している。31人を対象とし、非ワクチン群は、非ワクチン群は、半年で全員が亡くなり、ワクチン群は、半年経過しても4割が生存。1年たっても3人生き続けた、その結果、今回の治験が始まったとのことである。この研究結果が本当であるなら、かなり期待がされる結果である。「延命効果が認められた」と言っているからである。
 「延命効果」を認めるかどうかは、ランダム化比較試験(RCT)といって、臨床試験で、患者を投与群、非投与群にランダムに割り付けて、長期間の経過観察を行うことによって初めて明らかになることである。なぜ患者をランダムに割り付けるかというと、患者のもっている背景因子がばらついて、バイアスが入らないようにするためである(大橋靖雄、なぜ臨床試験は必要か http://www.csp.or.jp/cspor/upload_files/arch_1.pdf)。がん患者の治療効果を評価しようとする際に、患者の全身状態、転移の状況、治療歴などが、今後の治療効果に大きく関わってくるため、背景情報をそろえるために、ランダム化比較試験をしないと実際の治療効果を正確に評価することはほぼ不可能と考えられている。
 膵臓がんのペプチドワクチンにPubMed(医学文献検索サービスhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed)にて、peptide vaccine AND pancreatic cancerとかけて検索すると、73件の論文がヒットする。質が高い臨床研究・臨床試験(エビデンスレベル3以上)を検索しようとすると、画面の左側の「Clinical Trial」というボタンをクリックすればよい。そうすると、73件中14件の臨床研究結果が検索できる。14件の臨床研究のうちわけを見ると、RCTはこれまでに報告がない。パイロット試験や症例報告をのぞくと、4件のゲムシタビンとの併用療法第一相試験(全てが日本からの報告であり、全77例中10例13%に腫瘍縮小効果あり)、7件のペプチドワクチン単独の第一相試験(全199名、腫瘍縮小効果の報告は1件のみ、8例中0例の腫瘍縮小効果)のみであった。この文献検索結果からすると、この番組で放映された非ワクチン群との比較検討結果は、少なくとも信頼できる医学文献として報告がないし、おそらくケースコントロール試験(ランダム化していない研究)であると思われる(エビデンスレベル3以下)。
 このように、出典が明らかでなく、ランダム化されていない研究で延命効果まで証明されたかのように報道することは大変大きな誤解を生じることと思われる。
 また、「膵臓がん末期の患者さんに延命効果」のように、番組の中で、何回も「末期がん患者」を連発している。本当に末期がん患者に効果があったのであれば、相当な期待のもてる治療法であると思われるが、これまでのがんワクチンの臨床研究はすべて「末期がん患者」ではなく、「全身状態の良い進行したがん患者」だけである。医学的に「末期がん患者」と言うと、通常は、「死期が近い、全身状態が不良な進行した患者」であり、このような患者に、効果のわかっていない実験的な新薬の臨床試験(治験)をすることは倫理的には許容されないのである。許容されるとしたら、既に普通の進行がんで効果が確立されていて、なおかつ副作用も全くないような治療ならば許容されるが、がんワクチンは確立された治療ではない。このように、「末期がん患者に効果」は、誇大な表現であり、誇大な効能・効果をうたうことは、薬事法(昭和35年法律第145号第六十六条、医療広告ガイドライン:厚生労働省)でも厳しく規制されているところでもある。
 番組後半で、最近の研究と称して、再発予防効果の例を挙げているが、臨床研究で参加した98人免疫細胞が活性化し、そのうち2年間再発なしが8割だったということである。この報道の仕方だと、やはり再発予防に対しても大変効果が期待されるようにとらえられてしまうが、手術後にがんワクチンを打たなくでも再発のない患者はいくらでもいる。ゆえに、手術後にがんワクチンを打ち、再発がなかったといっても、ワクチンの効果があったのかどうかは不明である。
 進行がんでは、腫瘍縮小効果という短期的な指標を使ってある程度の効果を見ることができるが、このように、再発予防効果、手術後の再発に与える影響を調べるためには、進行がん患者への効果を調べるよりもずっと困難なのである。再発予防効果をきちんと評価するには、前述したランダム化比較試験(RCT)を行うのが最もよい方法である。再発予防効果に期待したいということは、がんワクチンでは腫瘍量が少ない方がよく効くのかもしれないという仮説に基づくのであるが、進行・再発がんで効果がなく、再発予防効果を証明した抗がん剤治療というのは極めてまれなことである。まずは進行・再発がんでしっかりと有効性を確かめる臨床研究を行うことがよいのではないかと思われる。

2.「治験」というものが正しく伝わらなかったのではないかという点
 治験を正しく伝えることは、今後のがんワクチン治験をうまく進めていくためにも重要な問題である。番組では、治験に対する解説をほとんどしていない。研究(基礎・研究など)→治験第一相 安全性→第二相 有効性→第三相 比較(大規模)→承認 と書いてあるフリップを示したのみで、膵臓がんワクチンが、治験の最終段階に入っている、ことしか説明していない。
 臨床研究が、治験の前に行われるような記載であるが、これは誤りである。細胞実験、動物実験などの基礎研究の後、臨床試験(臨床研究)が行われる。臨床試験の中に治験が含まれるのである。治験は承認申請を行うために国に届け出をして行われるものである。また、フリップには、第二相 有効性、第三相 比較としか書かれておらず、第三相試験のことについては、最終段階としか説明していない。これでは全く説明不足であり、これだけの説明では、聞き手は有効性がもう評価ほぼなされていて、第三相試験が行われればすぐにでも承認されるような印象を受ける。
 正しくは、第二相試験は短期的な有効性を評価し、第三相試験で、長期的有効性(通常は、生存期間)を評価するのである。第三相試験は、最終段階の臨床試験であるが、最終にして、最難関の臨床試験である。第三相試験で長期的な有効性を評価し、初めて有効性が確認されるわけである。第三相試験の結果は、最も信頼度が高く、エビデンスレベルは最も高い。第三相試験は、ランダム化比較試験という形式をとり、対照群として、これまでの標準治療(標準治療がない場合には、無治療)と、新治療群とランダムに割り付けられ、治療効果を比較する。副作用の少ないがんワクチンなどでは、よりバイアスを低くするためにプラセボ(偽薬)が使用される。患者にとっても、新薬の治験に参加しても、新薬が投与されず、プラセボが投与されることもあるため、治験に参加するかどうかインフォームドコンセントが得られにくいこともある。第三相試験は長期的な観察をし、生存期間を評価するため、少数の患者では評価できないため、大人数(がん臨床試験では通常数百例から数千例)の参加者が必要である。また、第三相試験を遂行するためには、きちんとしたデータ管理が必要であり、数百、数千例のデータ管理・解析をするのには、数億円の費用がかかる。このように、第三相試験を遂行するためには、費用の問題ももちろん、治験に参加する患者側へも治験・第三相試験に対する正しい理解の啓蒙も必要である。日本は、第三相試験の施行数が先進国の中でも最低レベルである。医学研究の中で、臨床研究の重要性が教育・啓蒙されていないことも原因の一つとも考えられている。第三相試験をすすめていくことは、医学研究を推進していく上でも最重要課題であるため、国・製薬会社・研究者(医師)・患者はもちろん、メディアまで巻き込んで、臨床試験の重要性に関して啓蒙をはかっていく必要があると思われる。
 番組では、膵臓がんの第三相試験に参加した二人の患者を紹介しているが、最初の桑原さんの例では、3分の1はプラセボになる、ということを説明しているのに、実際の映像の中では、「ワクチンを投与」と言っているし、治験を初めて、4ヶ月であり、副作用もなく体調が良好である、と言っていて、あたかもワクチンを投与されていて、効果も出てきているような説明である。第三相試験に入っていて、プラセボを投与されている可能性もあるので、正しくは、「治験に参加し、プラセボを投与されている可能性もあるが、現段階は元気である。」というのが正しい表現であると思われる。
 また、がんワクチンとしては、日本で初めての膵臓がんに対する第三相試験の結果は、残念ながらがんワクチンに有効性は証明されなかった(http://www.marketnewsline.com/press/201202290900204564.html)。この研究に使われたペプチドワクチンは、VEGFR2という血管新生に関わる分子に対するペプチドワクチンであるが、がんワクチンにも色々な種類があり、がん腫によっても、また、使われるペプチドワクチンの種類によっても効果が違うであろう、ということが考察されるのであるが、そのことも説明せず、番組を見ただけでは、がんワクチンは何でも効果があるような印象を植え付けるようになってしまったのは残念である。この臨床試験結果を番組の中でしっかりと公表しなかったことは、患者・国民に対して、公平性を欠く内容であったと思われる。

3.現在、日本でがん診療の現場で行われている免疫治療の実態を指摘しなかった点
 現在日本の現状として、免疫療法と称して、あたかも効果のあるようなことを宣伝し、多額な費用を患者に請求しているクリニック・病院がかなりたくさん見られる。中には、がんワクチンの治験を行なっている施設も、治験に入れなかった患者に対して、費用を患者に直接負担させることにより投与しているという実態もある。治験に入るのには、厳しい条件・制約があり、なかなか治験に入ることができない患者も多数いることは事実である。だからと言って、未承認で効果が確認されていない治療を、患者に自己負担させ、投与する、ということは許されてよいことなのだろうか?
 先進国家で、未承認薬を国へ届けることなく、患者に投与することを許可している国は日本以外には存在しない。未承認薬を投与されることは、有効性の期待もあるが、効果がないことや、副作用が出た場合の補償のないこと、薬剤費用も患者の負担・不利益になる。ヘルシンキ宣言(2008年日本医師会http://www.med.or.jp/wma/helsinki08_j.html)でも、全ての医学研究は、よく計画された研究計画書に基づく、第三者としての専門家を含めた倫理委員会の承認を受けた臨床試験として行われるべきである、との記載がある。日本で行われている患者自己負担の免疫療法は、ヘルシンキ宣言に違反することともなる。
 このようながんワクチンの報道がメディアで流されると同時に、こうしたクリニックを受診する患者が増えるという。ランダム化比較試験でプラセボを投与されることを避けて、治験に入らず有償投与を受ける患者もいる。こうした臨床試験以外、治験以外で行われる患者自己負担の免疫療法は、患者を守るためにも、治験を効率良く進めていくためにも厳しく規制されるべきであるが、日本ではこのような規制はない。このような医療現場に対する大きな社会的問題に関して、むしろメディア側として、問題点を指摘し、解決策を提言していく必要があったのではないかと思われる。





トラックバックURL
http://nkatsuma.blog.fc2.com/tb.php/485-899963e4
トラックバック
コメント
まとめをありがとうございます。
NHKが視聴率欲しさの番組つくりと感じました。
例え効果があっても、申し込むことさえできないのに
報道した目的は、患者さんにがっかりさせるためとしか
思えません。
引き続き、啓発にご尽力を切望しております。
テラ、メディネットなどの企業による免疫療法がはびこって
いるのを嘆いております。
akiba yoshikatsudot 2012.11.25 15:56 | 編集
はじめまして 宜しくお願いします。
60代の女性です。

私もNHKのガンワクチンの番組を見ました。


とても誤解されやすい番組と思いました。末期がん患者があたかも治るような報道のされ方はいかがなものでしょう。がん患者は 延命などより治る・・事が目的なのです。また自分流に誤解して理解してしまう事もありうるのです。
視聴率をとりたい気持ちは分かりますが 過大評価をしたように思います。

私はがん患者ですが この番組を真剣に見ました。
正直がっかりさせられました。UF番組 お化けの番組などのように 本当に存在するのであろうか 治療して治るのであろうか・・最後に尻切れトンボのように終わってしまうような番組でした。
患者を惑わすようなテレビでしたが、そのように受け止めたのは
私だけではないような気がします。

またこの番組で 明暗を分けた男女の気持ちを考えるとお気の毒にも感じました。天下のNHKの信用をなくす番組です。
keikodot 2012.11.25 19:49 | 編集
NHKの癌放送に際しては。担当大臣、関係ぶしょ の 方々。影響
力が大きいので、専門医(勝俣先生のような)の意見をきくべきだと思う。
dot 2012.11.26 11:20 | 編集
文章が長すぎて要点がつかめない。
簡素にまとめてもらうとありがたい。
dot 2012.11.26 19:45 | 編集
このブログを拝読し、「またテレビが視聴率を狙ってひどい報道を」と
思ってネット上にアップロードされていた当該番組を視聴しました。

自分の感想としては、少なくとも、いわゆる「健康情報番組」と
呼ばれる他の番組に比べれば、かなりまともな作りだったと思います。

もちろん、ご指摘のように「効果」を強調する部分もありましたが、
一方で日本における治験の課題や患者側の苦悩についても
丁寧に取り上げられていましたし、
冒頭で「これは治験中の治療法であり、効果が確定したものではない」ことを
字幕入りで明確に示しています。

そこで改めて勝俣さんのブログを拝読したのですが、
文章のなかに、番組の問題点を大げさに伝えようと
あえて意図したのではないかと疑われる部分を何点か見つけました。
(失礼を承知で申し上げます)

例えばブログの文章の中に下記の記述があります
「番組では、膵臓がんの第三相試験に参加した二人の患者を紹介しているが、最初の桑原さんの例では、3分の1はプラセボになる、ということを説明しているのに、実際の映像の中では、「ワクチンを投与」と言っているし、治験を初めて、4ヶ月であり、副作用もなく体調が良好である、と言っていて、あたかもワクチンを投与されていて、効果も出てきているような説明である。」

まず「映像の中で「ワクチンを投与」と言っているしと」書かれていますが、
これは治験中、医師が患者に対して会話の中で使った表現ですよね。
ブログ上の説明ではその主語を省いて、あたかもNHKがナレーションの中で
「ワクチンを投与した」とコメントしたかのように誤解させています。
(勝俣さんにその意図はなかったかもしれませんが、誤解を生む表現です)

★なお映像の中で、医師が「ワクチンを投与します」と言ったことは誤りですが、
 治験中、常に「それでは、実薬の可能性が3分の2、プラセボの可能性が3分の1ある物体が
 含まれた注射を行います」と正しく表現している医師がいるでしょうか?

また「治験4か月後」の件についても、確かに1例目の患者でプラセボについて
言及はありませんでした。しかし、直後に紹介された2例目の患者では
治療効果が出ず、患者がプラセボである可能性に悩み、治験を断念したことが
かなりの時間を割いて紹介されています。
ふつうに番組を見ていれば、この「ワクチン」がプラセボである可能性もあること、
患者がそれを理解していることは明確にわかりました。
そのことについても、勝俣さんはブログ中に言及していません。

その結果、番組で投与前にちらっとプラセボについて言及して、
その後、一切そのことについて触れなかったかのように誤解させられました。
「都合の良い情報だけを切り取り、自分の論旨の展開に利用する」
というのは、勝俣さんが最も嫌うことではないのでしょうか?

長々と失礼しました。
ブログを読んで感じた印象と、番組を見た印象が大きく違ったので
あえて書かせていただきました。
田中dot 2012.12.12 08:52 | 編集
コメントありがとうございます。
細かいところを言うとまだまだ指摘する部分はたくさんあります。
プラセボ対照のある治験の場合、通常は、「治験薬を投与します」とは言いますが、実薬名を言うことは通常はいたしません。
また、実薬と思って治療をするか?、ということでありますが、プラセボの可能性もありますので、実薬と考えながら治療は通常いたしませんし、効果が出ないからといって、プラセボだろう、と判断するのもおかしいです。実際のところ、ワクチンで腫瘍縮小効果が見られるのは、10%未満でありますから、実薬だったとしても効果が出ない可能性は高いからです。
勝俣範之dot 2012.12.12 09:40 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top